ワシントン・タイムズ・ジャパン

韓国に背向ける高位脱北者

韓国の脱北者

体制馴染めず政府とケンカ 「再脱出」し放浪するケースも

 北朝鮮の労働党や軍などでエリートコースを歩み、海外勤務時に韓国亡命を果たした高位脱北者たちは3万人を超える韓国定着脱北者の中でも厚遇されてきたが、社会に適応できなかったり、政府と対立して自ら韓国を離れ、難民のように流浪するケースも見られる。北朝鮮を捨て、さらに韓国にも背を向けざるを得なくなった彼らの裏事情を紹介する。(編集委員・上田勇実、写真も)

 今月初め、フランスからある一本の国際電話が掛かってきた。「私の身柄を日本が引き取ってくれないだろうか」。電話口の相手は一昨年、東南アジアのある北朝鮮公館に勤務していた時、韓国入りした40代男性のA氏だった。


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