ワシントン・タイムズ・ジャパン

トランプ米政権、軍事圧力を外交に転化できず

米空母「カール・ビンソン」

オールジャパンで圧力を

国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員 古川勝久氏に聞く

中国が北朝鮮に対し石油禁輸に踏み切る可能性は。

 米国は既に中国政府とそういう話をしていることは間違いなく、石油供給量を削減する方向で進んでいるとみられる。次の安保理決議で盛り込まれる可能性が高い制裁項目の一つだ。自動車や戦車、航空機、ミサイルにはガソリンやジェット燃料が必要であり、石油供給量の削減は北朝鮮にとっては痛いだろう。

 ただ、北朝鮮はもともと天然資源が豊富な国だ。石炭でかなりの部分を代替できると思われる。また、あらゆる手段を動員して石油を密輸するだろう。北朝鮮はそれができる能力を持った国だ。石油の供給を絞れば北朝鮮は屈服すると楽観的に見ない方がいい。

 加えて、気を付けるべきことが二つある。一つは、石油供給を絞れば絞るほど、北朝鮮は反発を強めていくため、軍事的緊張が高まる局面も想定しておかなければならない。


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