ワシントン・タイムズ・ジャパン

北朝鮮 制裁の現実 中国の圧力 本物でない

古川勝久氏

自国企業に明確に伝達せず 実務レベルで徹底後押しを

国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員 古川勝久氏に聞く

 国連安全保障理事会が7回目となる北朝鮮制裁決議を採択したが、制裁は本当に機能しているのか。制裁決議の実効性を高めるには何が必要なのか。昨年4月まで国連安保理北朝鮮制裁委員会の専門家パネル委員として、加盟国による制裁の履行状況を監視した古川勝久氏に聞いた。(聞き手=編集委員・早川俊行)

中国が北朝鮮の石炭輸入を停止したが、中国の圧力は本物か。

 以前に比べれば真剣になっているが、まだ本物ではない。中国政府がしなければならないのは、北朝鮮に圧力をかけることよりも、自国の企業やビジネスマンに対し、国連安保理制裁決議を無視して北朝鮮と取引をすれば甚大なビジネスコストを被るという明確なメッセージを発することだ。それをしない限り、北朝鮮との非合法取引を止(や)めさせる抑止にはならない。


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