ワシントン・タイムズ・ジャパン

できると言ってるのにできないと言い張る日本の北朝鮮「専門家」

 北朝鮮が「ある」と言ったら「ない」と言い、「ない」と言ったら「ある」と言う。

 北朝鮮が「できる」と言ったら「できない」と言い、「できない」と言ったら「できる」と言う。

 日本のメディアや評論家は、北朝鮮の話になるとたちまち支離滅裂になる。

 一般市民が知りえないし、どうでもいいことなので検証されない。

北朝鮮で発射されたミサイル(写真は、BBC NEWS JAPANより引用)

北朝鮮で発射されたミサイル(写真は、BBC NEWS JAPANより引用)


 「テポドン」や「ムスダン」や「スカッドなんたら」という名前は北朝鮮が付けた名前ではない。

 米、韓、日が北朝鮮のミサイルを分析して便宜上、勝手につけた呼称だ。

 だからその名前で語られても、何の話だかわからなくなる時がある。

 軍事ジャーナリストなる肩書のお偉方によると、、、

北朝鮮はまだ国産のICBMを持っておらず、持っているのは中国製で、中国に暗証番号を解いてもらわないと使えない仕組みになっている

・・・らしい。

口に含んだ飯を噴き出した。

 さらにこう続ける。

北朝鮮の潜水艦や戦闘機は旧ソ連のものを使っている

鼻から牛乳が噴射してしまった。

 こんな話が全国紙に登場するレベルなんだから、加計問題でも共謀罪でも、メディアがその役割を果たせないのもいたしかたない。

米国が北朝鮮と戦争できない理由は何か。

――戦争になったら在韓米軍や在日米軍基地に深刻な被害が及ぶから。

これは前世紀の話。

 その程度の被害なら逆に、民間の米国人を引き揚げさせて戦争することはできるだろう。

実際に中東でやっていることだ。

なぜ高度に軍事技術が発展した今、米国は北朝鮮をぶっ潰せないのか。

――それは地球上に逃げる場所がなくなったからだ。

 北朝鮮のミサイルは、運搬手段が何であれ、米本土を攻撃する能力があり、弾頭が核である可能性もあるというのが米中枢の揺るぎない見解なのだ。

 それを小出しにする北朝鮮は、「火星12」と「北極星2」である程度証明して見せた。

 移動式発射、固体燃料、コールドローンチ、高度2000キロ越、大気圏再突入、こうした技術で十分説明がつく。

※ICBMの定義が5500キロで、北朝鮮の射程はまだ5000キロ程度だとする説明がるが、この500キロに技術的にどんな意味があるのか、、、まったく無意味な説明だ。

 現職、元職、いろんな高官がそれを認めているのに、日本だけはそれを認めたがらない。

 北朝鮮は貧しい国だからミサイルはハリボテ、戦闘機は燃料がないからお飾り状態、腹が減って戦ができない。。。。

 北朝鮮の兵器が古いとか、ソ連や中国のものだとか、そんな話に何の意味もない。

 北朝鮮はトラクター1台もらえば、それを分解して仕組みを理解し、自分で作り上げるための技術開発を目指す国だ。
 
 自立という言葉の意味を最もよく知る国だ。

 配備されている潜水艦も戦闘機も、そしてミサイルも、技術の出発が中国やソ連や、パキスタンであっただけで、とっくのとうに自分の技術にしてしまっているのだ。

 とくにこの5年で核・ミサイル技術が大きく進歩したことが取り上げられているが、CNC、製鉄製鋼、石炭ガス化、自然エネルギーなどの技術進歩は目覚ましいものがある。

 コメやトウモロコシの品質改良や農業の現代化、さらに農場経営の改善によって収穫は大幅増加した。

 2年連続で大規模な水害に見舞われたが、穀物500万トン越を維持している。

 だから米国は開発や技術進歩を少しでも妨害しようと、あの手この手を使って制裁圧力を加えている。

 中国に暗証番号を解いてもらわないとミサイルを発射できないような国なら、とっくの昔に叩きのめされているはずではないか。

 このへんの感覚が、北朝鮮に行けない「専門家」の限界なのだ。

 以前は、まだ北朝鮮が核やミサイル、ロケット技術を十分に持っていないのに、持っている、できると言って、北朝鮮を非難していた。

 それが今では逆。

 北朝鮮ができると言って、技術力を見せているのに、できないと否定している。

 こんなバカな話に基づいて世論が形成されているから、日本は本当の安全保障に話ができない。

 北朝鮮は核保有国、衛星打ち上げ国、ICBM保有国である。

 もう後戻りできないこの地点にいることを自覚することがこの国に必要だ。


「北朝鮮の本当のはなし」ブログより転載
http://sankei.dreamlog.jp/

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