ワシントン・タイムズ・ジャパン

北朝鮮が生き延びる道

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 政治外交史では、強大国の極秘の戦略や協定が30~40年後の秘密解除後に明らかになることが度々ある。

 第二次世界大戦では、米国の対日石油禁輸措置によって生存危機に陥った日本は危機脱出の選択肢として真珠湾攻撃に踏み切った。当時、米国は参戦の大義名分をつくるためにわざと対日禁油措置を採っていた事実が秘密解除文書で明らかになっている。

 現在、北朝鮮の核とICBMをめぐる米朝間の緊張が高まる中、日韓中露の周辺4カ国が絡んで地域の緊張状態がエスカレートしつつあり、一触即発の危機にまで拡大する危険性を孕んでいる。

 北朝鮮は今後、危機を正面突破するために第6回核実験とICBM発射に踏み切る可能性があり、それを受けて中国が対北石油パイプを遮断すると北朝鮮の挑発は本番に入る恐れが強い。すると米国は待った無しのチャンスと受け止め、軍事行動に踏み切ることも十分あり得る。


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