ワシントン・タイムズ・ジャパン

張成沢氏処刑の延長戦

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 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が毒殺された事件をめぐって「なぜ、今の時期に殺されたのか」という疑問が膨らんでいる。

 金正恩委員長は2011年末、最高指導者に就任以来、労働党と軍部の高官130人以上を処刑した。金委員長の父(故金正日総書記)と祖父(故金日成主席)は粛清といえば左遷、教化所(服役)や政治犯収容所送りが大部分だった。しかし、金委員長の粛清は公開処刑がほとんどである。

 金正男氏も過去5回にわたって暗殺未遂があり、12年には家族の命を助けて欲しいと金委員長に手紙を出したと言われている。

 金委員長は現在、米国と中国という2大強大国から深刻な心理的プレッシャーを受けている。今回の毒殺事件は金委員長が体制維持の危機を感じ焦っている証しではないだろうか。


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