ワシントン・タイムズ・ジャパン

張成沢氏処刑、権力掌握の決定的契機に

張成沢

 金正恩氏が後継者に決定したことが分かると、西側諸国は指導者としての資質についてさまざまな角度から分析し始めた。韓国でも正恩氏のスイス留学時代のクラスメートや大阪に在住する母方の親戚などを訪ね歩き、その人物像に迫ろうとした。

 当時、情報機関系シンクタンクの国家安保戦略研究所で所長を務めていた南成旭・高麗大学北韓学科教授はこう振り返る。

 「聞き込みした内容を全て挙げてもらった後に私が出した結論は『トラの子はトラ』だった。残忍でありながら頭も悪くない。むしろ父親を上回る強さを感じた」

 まだ若く、経験も基盤も乏しい正恩氏が一人で全ての方針や政策を決定しているという見方に当初は疑問を投げ掛ける向きも多かった。だが、正恩氏を表面的に見て過小評価したとの反省が最近になって聞かれるようになった。


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