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セゲイルボ、鄭允会関連文書を全面公開

韓国紙セゲイルボ

「序列1位崔、2位鄭、3位朴」

 セゲイルボは2014年11月、「鄭允会(チョンユンフェ)文書」報道で、影の実力者の国政介入疑惑を提起したが、大統領府と検察はその実態糾明ではなく、文書流出だけを問題にし、1カ月の捜査の後、「文書内容は虚偽」と結論付け、影の実力者問題を提起したセゲイルボにむしろ文書流出疑惑などで司法的責任を問うた。

鄭允会

鄭允会氏

 だが2年も経(た)たずに、崔順実(チェスンシル)氏による国政壟断事実が明らかになり、当時の捜査が「不良捜査」どころか、影の実力者の国政壟断を野放しにした「犯罪的捜査」だったことが明らかになっている。

 セゲイルボは当時、文書で言及されていた崔順実氏関連の内容も確認していたが、報道はしなかった。文書の主な内容が鄭允会氏疑惑だったためだ。

 大統領府と検察は、同文書を土台に崔氏関連疑惑を確認し、初期対応ができたはずだが、朴槿恵(パククネ)大統領と金淇春(キムキチュン)元秘書室長、禹柄宇(ウビョンウ)民政秘書官(当時)、「ドアノブ3人衆」等は組織的に関連事実を隠蔽(いんぺい)した。

 セゲイルボは改めて鄭允会関連文書を全面公開することにした。文書は全部で3件である。▽14年1月6日公職規律秘書官室名義で報告された2㌻公式文書の「『大統領府秘書室長交代説』等関連VIP側近(鄭允会)動向」(いわゆる「最終原本」)▽2㌻の「『鄭秘書室長交代説』メディア報道関連特異動向」(いわゆる「複写本」)▽これら報告書をまとめた3㌻ワード形式の“草案”性格の「市中世論」がそれだ。

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セゲイルボが公開した問題の「3文書」

 3文書は全部鄭氏の国政介入疑惑が中心だが、崔順実氏にも言及されている。内容は、鄭氏が「崔太敏(チェテミン)牧師の5女である崔順実氏の夫」という点と、鄭氏が「一時、夫人崔順実との関係悪化で別居していたが、最近、第三者の視線を意識して、同一家屋に居住している」という二つの内容だ。

 特に「市中世論」には、「十常侍のメンバーと鄭允会の会合では、おおっぴらに『この国の権力序列1位は崔順実、2位は鄭允会、3位は朴槿恵だ。なぜなら、いくら大統領でも自身の過去の愛人が産んだ娘をどのように排斥できるか?』という話が行き交った」と指摘されている。

 十常侍とは中国後漢末期霊帝の時代に専権を振るった宦官(かんがん)集団のことで、大統領府で権力壟断していたグループを指す。

 朴グァンチョン警視正(前民政首席室行政官)も当時の検察捜査で、「崔氏権力序列1位」の話をしていたが、根拠は明らかにしなかったという。彼は、「根拠は墓まで持っていく」とメディアにも話していた。

 検察は鄭允会文書で崔氏の存在や国政介入の可能性を知ることもできたが、1カ月で終わった中間捜査発表では崔氏関連の内容は含まれなかった。

(セゲイルボ特別取材チーム、11月13日付)

※記事は本紙の編集方針とは別であり、韓国の論調として紹介するものです。

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