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世代交代より安定統治

10日、平壌の金日成広場で行われたパレードで、手を振る北朝鮮の金正恩労働党委員長(右)。左は金永南最高人民会議常任委員長(時事)

「中長期政権」に現実味も

3代世襲“完成” 北朝鮮第7回党大会(下)

 「党委員長という呼称はしっくりこないが、朝鮮労働党のトップとして新しいポストに納まることで独自色を出そうという思惑がにじんでいる」

 北朝鮮で開かれた第7回党大会で最高指導者の金正恩氏が「党委員長」に「推戴」されたというニュースに、ある北朝鮮情報筋はこう述べた。確かに予想された「党中央委員会委員長」の「中央委員会」を抜き、唐突な感じを与えているが、一部メディアは祖父の金日成主席が1949年に一時的に使った肩書と同じだと指摘した。

 党大会に続く党中央委員会の全員会では最高幹部を意味する政治局委員19人の顔触れが発表されたが、父の金正日総書記時代からいた古株ばかりだ。幹部の世代交代を急がず、より安定的統治を重視した結果との見方が広がっている。


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