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台湾の総統選結果が韓半島にもたらすもの

韓国紙セゲイルボ

 台湾の蔡英文総統時代の開幕を見守りながら、台湾が今後、北東アジア情勢に“バタフライ・エフェクト”を起こすかもしれないという気がしてきた。蔡当選人の羽ばたきが韓半島に台風をもたらすこともありうるという不安感だ。

 彼女は骨の髄まで台湾人だ。台湾で生まれ、台湾大学を卒業した。自由民主主義の総本山である米国と英国に留学した。こういう彼女が台湾と中国は別個の国家という「台湾独立」信奉者という事実は驚くにあたらない。彼女は中国が堅持する「一つの中国」の対称点に立っている。

 今回の総統選で大多数の台湾人は台湾の民主化と独立を選択した。蔡氏を支持した台湾に向かって、日本は「基本的価値観を共有する大切な友」とラブコールを送ったが、韓国はそうできなかった。「われわれは『一つの中国』原則の下、台湾との実質的協力持続増進を希望する」という中立的立場を出しただけだ。

 われわれは「一つの中国」原則が北東アジア領域内の安定を支えている主要な柱だという点を冷静に直視しなければならない。

 だが、台湾のアイデンティティーはますます強くなる見通しだ。自身を台湾人と認識する人が増加している。台湾生まれ人口が増える程、その傾向は加速化するだろう。

 だからだろうか、台湾史上初の女性総統を作り出した台湾人の姿からは自信が感じられる。その自信が米中の衝突をもたらさないかとハラハラする。

(趙南圭(チョナムギュ)国際部長、1月20日付)

※記事は本紙の編集方針とは別であり、韓国の論調として紹介するものです。

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