ワシントン・タイムズ・ジャパン

【金王朝】手腕は祖父・父より一枚上 -元青瓦台外交安保首席補佐官 千英宇氏

元韓国青瓦台外交安保首席補佐官 千英宇氏

米国との非核化交渉は誤算

 青瓦台で大統領補佐官をしていた時に金正恩氏が後継者となったが、正恩氏についてあまり分からなかったため、正確な判断ができなかった。権力継承過程がスムーズにいかない可能性も念頭に置いていた。

 北朝鮮の体制は一種の神政体制であるため、いかなる世俗的な統治システムとも異なる。正恩氏は祖父の金日成主席と父の金正日総書記から受け継いだ、事実上の北朝鮮オーナーであり、いわば「金日成教」の教祖であるため、若輩であってもそれだけで政治的正当性が認められる。

 本人の能力が著しく欠如していたり、国を壊滅的な方向に誤導しない限り、自分の権力固持に対する確固たる信念さえあれば、後継者としての資質に問題はない。だが、もしかしたら周辺で、正恩氏の経験不足や基盤が弱いことを悪用し、側近たちが自分の権力を強化する出来事も起こり得ると予想した。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。