ワシントン・タイムズ・ジャパン

【金王朝】世襲維持 叔父処刑が転換点 -韓国野党「国民の力」議員 太永浩氏

韓国野党「国民の力」議員 太永浩氏

崩壊を彷彿させる理念離れ

 2011年12月17日に北朝鮮の金正日総書記が死去し、三男・正恩氏が最高指導者の地位を後継してから間もなく10年となる。大方の予想を覆し、正恩氏は国内外の難題を乗り切って独裁体制を維持し、中長期的な統治も可能とする見方さえ出始めている。韓国の元政府高官や高位脱北者らに、10年を振り返りながら北朝鮮の今後を見通してもらった。(ソウル・上田勇実)

 金正日総書記が死去した時、私は平壌で勤務していたが、正恩氏に対する期待は当初高かった。人々は何か変わるのではないか、経済状況が好転するのではないかと考えた。

 当時、正恩氏は北朝鮮の実情で外貨は稼げないと判断し、観光業を推奨した。スイスは山ひとつで観光客を誘致しているのに、なぜわれわれはこんなに美しい山があるのに儲(もう)けられないのかと言った。それで馬息嶺スキー場や元山の葛麻リゾートなどが開発された。


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