ワシントン・タイムズ・ジャパン

大統領を操る主体思想派

実態無視した対北政策推進

 韓国で長年、北朝鮮研究を続けてきて今年退任した高麗大学北朝鮮学科の柳浩烈(ユホヨル)名誉教授を月刊朝鮮(4月号)がインタビューしている。

 この中で柳教授は文在寅(ムンジェイン)政権の統一政策に「歴代最悪」の評価を下した。その理由を「大統領を操る集団」が、「北朝鮮の実態を無視して、偏向した理念に基づいた対北政策を行っている」からだと説明する。

 この「大統領を操る集団」とは運動圏出身者たちを指す。運動圏とは1980年代の反軍事政権・民主化運動を担った世代で、北朝鮮の主体思想に影響を受けた核心部分を「主体思想派(主思派)」という。運動圏は彼らを核とした活動家集団で、運動に残る者と、社会の各界各層に浸透する者とに分かれ、今では政治、司法、メディア、学術、教育、労働、宗教など各界の核心層を形成している。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。