■連載一覧
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  • アメリカの選択 展望2020大統領選
  • 新春座談会 令和の外交と安保―待ったなし憲法改正
  • 米大統領選まで1年 トランプ政権の攻防
  • 2020/1/14
  • 2020/1/06
  • 2020/1/01
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  • 2016 世界はどう動く-識者に聞く
  • 戦後70年 識者は語る
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  • 香港憤激 一国二制度の危機
  • 香港・中国返還20年 「一国二制度」の前途
  • 台湾に吹いた蔡英文旋風
  • ルポ・政権交代の攻防 台湾総統選
  • 二極化する香港 識者インタビュー
  • 香港誌「前哨」編集長 劉達文氏に聞く
  • 「雨傘革命」下の香港 揺れる一国二制度の行方
  • 揺れる香港 各派リーダーに聞く
  • 香港の普選運動 親中派民間団体代表の見方
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  • 中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風
  • 危機のアジア 識者に聞く
  • 南シナ海 強まる中国支配 安保専門家に聞く
  • ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権
  • 香港「自治」の行方 識者に聞く
  • 中華圏に浸透する同性婚
  • 中台関係の行方
  • 日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望
  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
  • ASEANの夜明け アジアハイウエー7000キロルポ
  • 緊張 南シナ海
  • 中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略
  • “政熱経熱”の中韓
  • 新QDRと米中軍事バランス
  • 新グレートゲーム・幻想だった中国の平和的台頭
  • 新グレートゲーム・中国南進の海
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  • 2013/4/18
  • ムスリム同胞団とアラブ モハメド・F・ファラハト氏に聞く
  • 多難な年明けのトルコ
  • EUと難民 UNHCRウィーン事務所報道官に聞く
  • ロシアのシリア内戦介入 アルアハラム財団事務局長に聞く
  • 2017/9/01
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  • 2015/12/11
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  • 大阪G20サミット焦点
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  • 新閣僚に聞く
  • 懸案にどう挑む 第4次安倍改造内閣
  • 「赤旗」役所内勧誘の実態
  • 憲法改正 私はこう考える
  • 衆院選大勝 安倍政権への提言
  • 2017衆院選 国難と選択
  • 新閣僚に聞く
  • 第3次改造内閣 信頼回復へ始動
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  • どうなる「民共協力」 27回共産党大会の焦点
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  • 新閣僚に聞く
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  • 詳解 集団的自衛権 安保法制案の合憲性
  • 衆院選 自公圧勝 ~課題と展望~
  • ’14衆院選 注目区を行く
  • 第2次安倍改造内閣スタート
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  • 歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実
  • 国防最前線・南西諸島はいま 第2部 自衛隊配備へ動く石垣島
  • 国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地
  • 激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落
  • 普天間基地移設 経緯の検証と提言
  • 「援護法」に隠された沖縄戦の真実
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  • 2018/4/07
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  • 2013/7/08
  • 何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路
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  • 迷走する北非核化
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  • どう見る北の脅威
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  • 弾劾の波紋 漂流する韓国政治
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  • 待ったなし地球温暖化対策
  • 環境先進国フランスの挑戦
  • 迫る気候変動の脅威 どうする大災害への備え
  • 2016/1/02
  • 2015/10/07
  • 2015/9/21
  • 米中新冷戦 第2部 中国・覇権への野望
  • 米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国
  • 検証’18米中間選挙
  • 米国の分断 第3部 「自虐主義」の源流
  • 米国の分断 第2部 反米・容共の風潮
  • 米国の分断 第1部 断罪される偉人たち
  • 「米国第一」を問う トランプを動かす世界観
  • トランプのアメリカ 就任から1年
  • トランプVSリベラル・メディア
  • 「情報戦争」時代と米国
  • 米軍再建への課題-元上級将校の提言
  • トランプ政権始動
  • トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう
  • トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月
  • オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」
  • トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月
  • オバマ外交と次期米大統領の課題
  • 2016年米大統領選まで1年
  • 再考 オバマの世界観
  • オバマの対宗教戦争・第1部
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  • 2013/9/30
  • JAXA宇宙探査計画
  • 2015/12/24
  • ハイブリッド地政学と外交の時代、韓国は多重的圧力に直面も

    韓国紙セゲイルボ

     「私は金正日委員長に米軍が韓半島に駐留するのは単純に北朝鮮に対抗するだけでなく、統一された以後にも米軍が駐留することが重要だと話した」

    ミリー統合参謀本部議長(左)と朴漢基合同参謀本部議長

    2019年11月14日、ソウルで開かれた定例の軍事委員会で握手する米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長(左)と韓国軍の朴漢基合同参謀本部議長(韓国軍提供・時事)

     金大中元大統領は2000年11月、リー・クアンユー元シンガポール首相と会談し、5カ月前に平壌で会った金正日総書記との対話を紹介した。

     「韓半島は地政学的に米日中露4大国に囲まれた唯一の国で、日清・日露2回の戦争に巻き込まれた後、結局は日本に併合された。だから韓半島が統一されても米軍があって、勢力均衡を維持することが韓半島の安定だけでなく東アジア全体の安定にも緊要だと話した」

     すると金総書記は「大統領はもしかしたら私と同じ考えを持っているのではないか」として、「ロシアと中国、日本など大国を牽制(けんせい)するためには米軍がなければならない」と語ったと、金元大統領は伝えた。

     勢力均衡瓦解(がかい)に対する金元大統領の長年の憂慮のとおり、冷戦で影が薄くなっていた地政学が社会主義崩壊後、再び復活してきている。しかも科学技術の発達と情報化などにより競争が一層熾烈(しれつ)になり、戦略的な方程式もまた複雑となる、いわゆる“ハイブリッド地政学”に拡張する様相だ。

     問題はハイブリッド地政学の傾向が今年、韓半島を中心に一層強まる展望であることだ。具体的に中国は米国と全方位的に戦略競争を行いながら、自身の求心力の中に周辺国を引き込もうとするなど、ハイブリッド地政学そのままである。

     脱冷戦以後、影響力が縮小したロシアもトルコなどと手を握って中東の核心行為者に浮上する一方、中国の戦略的パートナーの席を占めた。半面、米国はトランプ大統領の登場後、インド・太平洋戦略を推進しつつも二国間主義を駆使しており、欧州連合(EU)もプレグジッド(英国の離脱)によって求心力が弱まる兆しだ。

     峨山政策研究院も最近、イシューブリーフ『2020新地政学』で「ハイブリッド地政学の適用領域は一層多角化する可能性が大きい」と観測し、「2020年の韓国は曖昧性の利点を喪失する可能性があり、むしろ多重的圧力に直面する憂慮がより大きくなるだろう」と見通した。

     つまり、過去には世界的次元の競争が北東アジアと韓半島に至るのが対立の進み方だったが、今は「韓半島あるいは北東アジアが広域対立を触発する主要原因になり得るのであり、2020年にはその可能性がより一層明確になるだろう」ということだ。

     多層的な戦略方程式が必要なハイブリッド地政学時代を韓国はどのように切り抜けるのか。窮極的には国力を育てなければならないが、現実においては、やはり外交が自らの役割を果たさなければならない。本当の“外交の時代”が到来したという言葉が出る所以だ。

    (キム・ヨンチュル外交安保部長、1月8日付)

    ※記事は本紙の編集方針とは別であり、韓国の論調として紹介するものです。

    ポイント解説

    「対立の震源地」にならないために

     韓国は外交的袋小路に入り込んでいる。米中の間で板挟みなのに加え、対日関係は戦後最悪、南北関係も北朝鮮の冷たい拒絶に遭うという状態で、まさに「四面楚歌」だ。

     ここで紹介されている「ハイブリット地政学」は従来の地政学に高度情報化・スピード化が加味されたもので、実際の地政学的条件が変わったわけではない。指導者には正確な判断とより迅速な決断・行動が求められるようになったということである。

     冒頭に金大中元大統領の話を引用しているのは、要するに米軍が半島からいなくなれば均衡が崩れるということで、これは金正日総書記も同じ認識だったということを紹介したもの。だから、この記事はもし現韓国政権が在韓米軍を撤退させれば、朝鮮半島が「対立の震源地」になるということを回りくどく言っているものだ。今や半島から米軍を追い出そうとしているのは南北合わせても文在寅大統領一人ということを気付かせたいのだろうが、直接的に書けないところに韓国言論界のもどかしさがある。

     金大中・金正日両氏は「4大国」として日本を含めて言及している。この頃までは大局を見て判断できる政治家がいた。それに対して、この記事後半では日本は全く出てこない。役割など全くないといったふうだ。在韓米軍の機動に不可欠な日本を抜きに安保も外交もないと思うのだが、日本をことさら無視し矮小(わいしょう)化したいという“情緒”がにじみ出ているのも韓国メディアの特長で、歴史的に日本を過小評価したことが失敗を招いてきたという事実はいつも忘れられる。

    (岩崎 哲)

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