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  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
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  • 地方創生・少子化対策 首長は挑む
  • 新閣僚に聞く
  • 懸案にどう挑む 第4次安倍改造内閣
  • 「赤旗」役所内勧誘の実態
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  • 新閣僚に聞く
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  • 衆院選 自公圧勝 ~課題と展望~
  • ’14衆院選 注目区を行く
  • 第2次安倍改造内閣スタート
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  • 国防最前線・南西諸島はいま 第2部 自衛隊配備へ動く石垣島
  • 国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地
  • 激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落
  • 普天間基地移設 経緯の検証と提言
  • 「援護法」に隠された沖縄戦の真実
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  • 何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路
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  • 迫る気候変動の脅威 どうする大災害への備え
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  • 2015/10/07
  • 2015/9/21
  • 米中新冷戦 第2部 中国・覇権への野望
  • 米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国
  • 検証’18米中間選挙
  • 米国の分断 第3部 「自虐主義」の源流
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  • 米国の分断 第1部 断罪される偉人たち
  • 「米国第一」を問う トランプを動かす世界観
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  • 米軍再建への課題-元上級将校の提言
  • トランプ政権始動
  • トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう
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  • オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」
  • トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月
  • オバマ外交と次期米大統領の課題
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  • 再考 オバマの世界観
  • オバマの対宗教戦争・第1部
  • オバマの対宗教戦争・第2部
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  • 2015/12/24
  • 乾 一宇
    乾 一宇
    元防衛研究所研究室長
    茅原 郁生
    茅原 郁生
    中国安全保障
    濱口 和久
    濱口 和久
    防衛レーダー
    高永喆
    高永喆
    拓殖大学客員研究員
    新田 容子
    新田 容子
    サイバー安全保障
    岡田 真理
    岡田 真理
    フリーライター
    杉山 蕃
    杉山 蕃
    元統幕議長
    竹田 五郎
    竹田 五郎
    元統幕議長
    田村 重信
    田村 重信
    元自民党政務調査会審議役
    吉川 圭一
    吉川 圭一
    グローバル・イッシューズ総合研究所代表

    北朝鮮に対応できない日本政府

    ■安倍首相を恫喝する北朝鮮

     北朝鮮は11月30日、安倍首相を弾道ミサイルで恫喝した。だが日本政府は北朝鮮への対応はないに等しい。見た目は無視と言えるが、実際には北朝鮮への対応が出来ないだけだろう。戦後日本政府は伝統的に穏便外交。北朝鮮に国民が拉致されても穏便。これだから北朝鮮は日本に対して強気になれる。同時に今年も拉致被害者は帰国できない。

    北朝鮮、弾道ミサイル発射示唆 安倍首相を「歴史上最もばかな男」ともhttps://www.afpbb.com/articles/-/3257467

    ■弾道ミサイルで恫喝

     北朝鮮は弾道ミサイルで日本政府を恫喝した。これは2600年の戦争史では関節的な最後通牒に該当する。しかも保有意思を公にしたことで、日本は北朝鮮を先制攻撃できる条件を持った。

    先制攻撃の区分
    攻勢攻撃(Offensive Attack):国際社会で否定される 敵国の国防線を踏み破って奇襲攻撃を仕掛ける。

    防勢攻撃(Defensive Attack):国際社会で肯定される 自国の国防線の中で脅威国が戦争準備した段階で先制攻撃する。

     国際社会は基本的に、開戦は今の平和を否定する行為と見なす。だから開戦は平和を否定する悪の国なる。これが国際社会の考え方。理由は今の平和は強国に都合が良いルール。そのため強国は今の平和を維持したいので、弱国の抵抗を可能な限り阻止するためのルール。

     だが強国が先制攻撃する必要がある。全ての先制攻撃を禁止すれば強国の国防すら困難。そこで国際社会には抜け穴があり、強国も弱国も国際社会の抜け穴を用いた間接的な戦争や戦闘を行っている。

    戦例:イラク戦争
     イラクはWMD(大量破壊兵器)の保有意思を公言。アメリカは国連決議を間接的な宣戦布告としイラク戦争を開始した。これはイラクのフセイン大統領が大量破壊兵器の存在を匂わせたので、先制攻撃としての防勢攻撃が行える条件になった。

    ■北朝鮮が日本に強気になれる理由

     北朝鮮は日本に対して強気。これは中国・ロシア・韓国も同じ。日本に対して強気になれる理由は、日本が軍事を背景にした外交を行わないからだ。各国は自国防衛と国家主権を第一とする。だから軍事を背景にした外交を行うのが基本。しかし日本だけが軍事を背景にした外交を行わない。

     北朝鮮は弾道ミサイルで日本を恫喝したから、日本に先制攻撃としての防勢攻撃を実行する正当性を与えた。これは日本が北朝鮮を先制攻撃しても国際社会は黙認する。それだけの好条件を日本に与えたのは、日本が先制攻撃しないことを知っている。

     日本の政治家の大半が戦闘になることを避けている。北朝鮮に自国民が拉致されたことを知っても自衛隊を投入して救出作戦を行わない。仮に日本が自衛隊を用いて拉致被害者の救出作戦を実行しても戦争に該当しない。

     さらに自国民救出作戦だから、国際社会は日本政府の判断を称賛する。何故なら自国民救出は政府の使命。自国民救出作戦すら否定すれば、自国が動けなくなる。国際社会では自国に有利になる判断をするから、外国の判断でも自国が有利になることは肯定する。これが国際社会の現実。

     だが日本の政治家の大半は、戦争と戦闘の区別が付かない。しかも全ての戦争を否定しているから、自国民救出作戦すら議論の対象にならない。日本は第二次世界大戦の敗戦で反戦病になった。これで日本は自国民救出すら外国任せになった。

     ならば北朝鮮・ロシア・中国・韓国などは日本に対して強気になれる。全て話し合いで解決することを望むから、日本の抗議など無視しても安心なのだ。

    ■間接的な戦争は黙認される

     国際社会は直接的な戦争と間接的な戦争で区別している。直接的な戦争は国家の軍隊同士が戦闘する。これは今の平和を否定するから、容易には実行されない戦争。これでは国防が困難だから、国際社会は間接的な戦争で国防を実行している。

     間接的な戦争は、ミサイル・砲撃を用いた越境攻撃などが該当する。隣国に砲弾・ミサイルを撃ち込んでも戦争に該当しない。さらに戦闘機が隣国に越境して攻撃しても戦争に該当しない。

     実際にイスラエル軍は隣国シリアに戦闘機で越境攻撃させている。これが公になっても国際社会は黙認している。国際社会は越境攻撃だけでは戦争と見なさない。つまり日本が航空自衛隊を用いて北朝鮮のミサイル発射基地を攻撃しても国際社会は黙認する。

     これが国際社会の現実であり抜け穴。北朝鮮は国際社会の抜け穴を用いてアメリカに瀬戸際外交を挑んでいる。だが日本は国際社会の抜け穴を使わない。これでは北朝鮮を喜ばせるだけだ。

    ■自国民救出作戦を考えない日本の政治家

     今年も北朝鮮に拉致された日本人は帰国できていない。帰国させるための戦闘すら放棄し、毎年話し合いだけを求めている。これでは永遠に拉致された日本人は帰国できない。国際社会が肯定する救出作戦すら決断できない日本の政治家は、何処の国の政治家なのか?

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