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北の「北極星3号」開発に思う

杉山 蕃

巨費を投じてもペイせず 射程短く限定的な攻撃可能域

元統幕議長 杉山 蕃

 10月初頭、北朝鮮は水中発射の中距離弾道ミサイル(IRBM)「北極星3号」の発射に成功したとし、その画像を公表した。国連決議を欺くその行動は誠に遺憾であり、一層の制裁強化を必要とするが、関連して水中発射の母体となる潜水艦事情についてコメントしたい。

 今回の発射は東海岸元山沖の水中発射施設から行われ、ロフテッド軌道により、高度900キロに達したものと見られることから、前回の「北極星2号」高度550キロに比し一段と推力が向上、射距離も2000キロを超えるものと考えてよい。今回公表された映像の特徴として、発射管の蓋(ふた)と思われるものが空中で分離炎上する様が明確に捉えられており、北朝鮮の目指す発射形態が「VLS」(垂直発射)であることが推察できる。

垂直発射で船体巨大化


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