■連載一覧
  • 米大統領選まで1年 トランプ政権の攻防
  • 新閣僚インタビュー
  • 何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路
  • 令和参院選 注目区を行く
  • 2019/11/04
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  • 2016 世界はどう動く-識者に聞く
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  • 香港憤激 一国二制度の危機
  • 香港・中国返還20年 「一国二制度」の前途
  • 台湾に吹いた蔡英文旋風
  • ルポ・政権交代の攻防 台湾総統選
  • 二極化する香港 識者インタビュー
  • 香港誌「前哨」編集長 劉達文氏に聞く
  • 「雨傘革命」下の香港 揺れる一国二制度の行方
  • 揺れる香港 各派リーダーに聞く
  • 香港の普選運動 親中派民間団体代表の見方
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  • 中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風
  • 危機のアジア 識者に聞く
  • 南シナ海 強まる中国支配 安保専門家に聞く
  • ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権
  • 香港「自治」の行方 識者に聞く
  • 中華圏に浸透する同性婚
  • 中台関係の行方
  • 日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望
  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
  • ASEANの夜明け アジアハイウエー7000キロルポ
  • 緊張 南シナ海
  • 中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略
  • “政熱経熱”の中韓
  • 新QDRと米中軍事バランス
  • 新グレートゲーム・幻想だった中国の平和的台頭
  • 新グレートゲーム・中国南進の海
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  • 2013/4/18
  • ムスリム同胞団とアラブ モハメド・F・ファラハト氏に聞く
  • 多難な年明けのトルコ
  • EUと難民 UNHCRウィーン事務所報道官に聞く
  • ロシアのシリア内戦介入 アルアハラム財団事務局長に聞く
  • 2017/9/01
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  • 2015/12/11
  • 2015/11/13
  • 大阪G20サミット焦点
  • 地方創生・少子化対策 首長は挑む
  • 新閣僚に聞く
  • 懸案にどう挑む 第4次安倍改造内閣
  • 「赤旗」役所内勧誘の実態
  • 憲法改正 私はこう考える
  • 衆院選大勝 安倍政権への提言
  • 2017衆院選 国難と選択
  • 新閣僚に聞く
  • 第3次改造内閣 信頼回復へ始動
  • ’17首都決戦
  • 施行から70年 憲法改正を問う
  • どうなる「民共協力」 27回共産党大会の焦点
  • 蓮舫民進 疑問の船出
  • 新閣僚に聞く
  • 「立憲主義」について
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  • 安倍政権 新たな挑戦
  • 16参院選 注目区を行く
  • 伊勢志摩サミット
  • 憲法改正 ここが焦点
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  • 第3次安倍改造内閣スタート
  • 詳解 集団的自衛権 安保法制案の合憲性
  • 衆院選 自公圧勝 ~課題と展望~
  • ’14衆院選 注目区を行く
  • 第2次安倍改造内閣スタート
  • 日米首脳会談 成果と課題
  • 2019/6/24
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  • '18沖縄県知事選ルポ
  • 歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実
  • 国防最前線・南西諸島はいま 第2部 自衛隊配備へ動く石垣島
  • 国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地
  • 激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落
  • 普天間基地移設 経緯の検証と提言
  • 「援護法」に隠された沖縄戦の真実
  • 2018/9/25
  • 2018/4/07
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  • 2016/10/12
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  • 2015/10/01
  • 2013/7/08
  • 金正恩体制を斬る 太永浩・元駐英北朝鮮公使に聞く
  • 迷走する北非核化
  • 平壌共同宣言の波紋
  • どうなる米朝首脳会談
  • 検証 南北首脳会談
  • どう見る北の脅威
  • 北暴走 揺れる韓国
  • どう見る北の脅威
  • 北朝鮮 制裁の現実
  • どう対処 北の脅威 米有識者に聞く
  • 9年ぶり左派政権 文在寅大統領の韓国
  • 弾劾の波紋 漂流する韓国政治
  • 検証・金正恩統治5年
  • どこへ行く混迷・韓国 国政介入事件の深層
  • どう見る金正恩体制 日韓専門家対談
  • 迎撃ミサイル配備 韓国の決断
  • 3代世襲“完成” 北朝鮮第7回党大会
  • 検証 元料理人 藤本氏の再訪朝
  • 韓国総選挙ショック
  • 日韓国交正常化50年 識者に聞く
  • どうする拉致解決 日朝ストックホルム合意1年
  • 日韓国交正常化50年 「嫌韓」「反日」を越えて
  • 張成沢氏失脚 北で何が起きたか
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  • 待ったなし地球温暖化対策
  • 環境先進国フランスの挑戦
  • 迫る気候変動の脅威 どうする大災害への備え
  • 2016/1/02
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  • 2015/9/21
  • 米中新冷戦 第2部 中国・覇権への野望
  • 米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国
  • 検証’18米中間選挙
  • 米国の分断 第3部 「自虐主義」の源流
  • 米国の分断 第2部 反米・容共の風潮
  • 米国の分断 第1部 断罪される偉人たち
  • 「米国第一」を問う トランプを動かす世界観
  • トランプのアメリカ 就任から1年
  • トランプVSリベラル・メディア
  • 「情報戦争」時代と米国
  • 米軍再建への課題-元上級将校の提言
  • トランプ政権始動
  • トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう
  • トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月
  • オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」
  • トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月
  • オバマ外交と次期米大統領の課題
  • 2016年米大統領選まで1年
  • 再考 オバマの世界観
  • オバマの対宗教戦争・第1部
  • オバマの対宗教戦争・第2部
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  • 2013/9/30
  • JAXA宇宙探査計画
  • 2015/12/24
  • 「米中日」構図における韓国の活路

    韓国紙セゲイルボ

    新しい思考で突破すべきだ

     米国と中国、中国と日本の競争の構図が深まり、東アジア地域の秩序は不安定な姿を見せている。中国が米中覇権競争で代弁される世界秩序下の現状維持勢力として、そして中日覇権競争によって代表される東アジア地域の秩序における現状打破勢力として行動し、今日の国際秩序は転換期を迎えている。

    周恩来中国首相(左)とキッシンジャー米国務長官

    北京の人民大会堂で会食する周恩来中国首相(左)とキッシンジャー米国務長官=1973年11月10日(UPI)

     米国の役割はいつになく重要なのに、トランプ米大統領は来年の再選に不利になる国際的な懸案から手を引くような態度を見せている。同盟のクルド族を裏切ってまで、突然、米軍のシリア撤収を決定し、米中通商紛争の拡大は再選に不利だとの判断から、中国の特別な譲歩もないのに通商交渉を暫定的に終結させた。また、香港の民主化デモに対しても、消極的な立場をあらわにして香港のデモ隊を失望させた。世界秩序の第1の指導国としての、そして東アジアにおける平衡錘としての米国の役割は揺らいでいる。

     こうした中、北朝鮮との関係改善で突破口を見いだそうとしていた韓国の意図は北朝鮮の硬直した態度によって行き詰まり、むしろ金正恩政権は韓国を排除し、米国との一括交渉の妥結によって問題を解決しようという本音を現しつつある。

     一言でいって、韓日、韓中、韓米関係はもちろん、南北関係まで、スッキリしたものは一つもない。今こそ外交的な暗く長いトンネルを抜け出さなければならない。暗闇の中で道を探しだす最善の方法は明るかった時の記憶だ。その最初のボタンは韓日関係の改善であり、その次は韓米日三角協力の復元だ。さらに韓中関係の新しい定立が要求される。これを前提として南北関係改善を図らなければならない。南北関係がいまだに半島周辺の強大国関係の従属変数だという不都合な真実を受け入れなければならない。

     外交的な膠着(こうちゃく)状態から抜け出す最善の方法は「新しい思考」を出発点にすることだ。1972年2月、毛沢東主席とニクソン大統領による米中接近はニクソン氏とキッシンジャー国務長官の新しい思考があったので可能だった。彼らの新しい思考がデタント時代を開いたのだ。

     また1989年、地中海マルタ海域のブッシュ米大統領とゴルバチョフ・ソ連書記長の船上会談は冷戦体制を終結させ、脱冷戦の新秩序を樹立した。これはゴルバチョフ氏とシェワルナゼ外相の新しい思考があったので可能だったのだ。

     いまこそ韓国には新しい思考が必要だ。その始まりは過去2年間余りの外交的な失敗を十分に噛(か)み締めつつ、解放後、今日に至るまでの連続線上で、韓国の外交を直視しながら、われわれの「外交ドクトリン」を樹立しなければならないのだ。

    (李相桓(イサンファン)韓国外大教授、10月18日付)

    ※記事は本紙の編集方針とは別であり、韓国の論調として紹介するものです。

    ポイント解説

    「原点」にもどれ

     一番言いたいことを最後にさらっと書く。韓国言論の読み方原則がここでも表れている。「解放後、今日に至るまでの連続線上で」とは、日韓関係において1965年の日韓基本条約・請求権協定を遵守(じゅんしゅ)する、ということを指している。

     文在寅政権の失敗外交を立て直すには、従来の政府が取ってきた外交路線にいったん戻ろうという主張だ。その一歩は日韓関係の改善であり、次に日米韓「三角協力」の復元だと言っている。さらに文政権は対北外交にオールインしているが、南北関係は強大国外交の“従属変数”にすぎないという現実を受け入れよとも迫る。

     ようやく正論が出てくるようになった。これまでは外交的行き詰まりや、経済への悪影響などを小手先で調整して、難題を解決しようとしていた感があったが、根本的に韓国が置かれた窮地を脱するには「原点」に戻るべしと促しているわけだ。

     そのためには文政権には「新思考」が必要であり、これまでの考えを捨てろと提案する。だが、李相桓教授は文政権の性格をどうみているのだろうか。文政権が「親北」「従北」路線を簡単に諦めることができると思っているのか。

     例えて言えば、文政権は中朝という“浮気”相手を断ち、日米という“本妻”の下に戻れと李教授は迫るが、文政権にとっては逆で、これまでが“偽りの関係”で、南北そして中国との関係こそが本来の関係だと信じ込んでいるわけで、そんな彼らに「新思考」ができるとは思えない。

     文政権が「従北」思考を抱えながら、日米との協力関係を基本に据えることこそ“偽り”だ。文政権の思想的解剖がまだ足りない。

    (岩崎 哲)

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