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かまってちゃん金正恩の挑発

■潜水艦で挑発

 金正恩氏は瀬戸際外交でトランプ大統領に戦争を売り付けたが失敗。金正恩氏は方針変更して非核化を選んだが、トランプ大統領が譲歩しないので失敗続き。瀬戸際外交は相手国が戦争回避目的で譲歩すれば成功する。だがトランプ大統領が譲歩しないので、金正恩氏は苦しい立場になった。

■潜水艦建造で挑発

 北朝鮮はアメリカの偵察衛星に判るように、意図的に新型潜水艦建造らしきことを見せ付けている。北朝鮮が真に新型潜水艦を建造しているかどうかは不明。だが真偽不明だからこそ外交や戦略に影響を与える。

 例えば、機雷が1発でも海峡で確認されたら商船の航行に影響を与える。これは海軍が掃海して機雷を排除確認するまで影響する。何故なら、「まだ在るかもしれない」と言う可能性で考えるからだ。

 北朝鮮が建造しているかもしれない新型潜水艦は、潜水艦から弾道ミサイル発射が可能だと推測されている。しかも弾道ミサイルは最大4発搭載可能だとされている。つまり全てが推測であり真偽不明。

 これは真偽不明をネタに、金正恩氏がトランプ大統領を挑発している。何かをしていることは事実だから、トランプ大統領に譲歩を迫るネタと言える。

■戦略兵器なのは事実

 潜水艦が戦略兵器なのは事実。同時に潜水艦から発射される弾道ミサイルが戦略的驚異なのは事実。これらは事実だが、実際に保有し運用した場合の話になる。今の北朝鮮は建造しているかもしれない仮説の段階だから、驚異には直結しない。

 実際に北朝鮮が新型潜水艦を実戦配備したとしても、戦略兵器として驚異となる数を揃える必要がある。

基本的なサイクル
1:基地で整備中
2:目標を海域へ移動中
3:目標海域で活動中
4:基地へ帰還

 空母・駆逐艦・潜水艦などは基本的に複数揃えることで運用する。このため空母・駆逐艦などは4隻以上で制海権を継続的に獲得できる。潜水艦は移動速度や整備の問題から5隻以上必要になる。

 北朝鮮の新型潜水艦が実際に建造され配備されたとしても、最低でも5隻配備されたら戦略兵器として驚異になる。だから1隻では実験部隊であり、戦略兵器としての驚異はない。

■1隻では無価値

 北朝鮮の新型潜水艦は最大4発の弾道ミサイルを装備可能とされる。これを事実だとしても、4発の弾道ミサイルでアメリカを攻撃することは可能。潜水艦でアメリカ本土まで接近し、アメリカ全土を攻撃することは可能だろう。

 だがアメリカが開発を進めるミサイル防衛システムは成長を続けており、複数同時迎撃が可能な段階に進んでいる。だから4発程度ではミサイル防衛システムに迎撃される可能性が高い。

 仮に1発の弾道ミサイルがアメリカ本土に着弾したら、通常弾頭だとしても次の瞬間から北朝鮮はアメリカ軍の反撃を受けてしまう。これでは金正恩氏の命はないも同然なので、トランプ大統領は譲歩する必要はない。

 これは日米の対潜水艦網から逃れた場合であり、北朝鮮の潜水艦は日米に探知されない性能が必須になる。つまり北朝鮮の新型潜水艦は日米に探知されない性能と、5隻以上運用するまで驚異にはならない。そうなればトランプ大統領が譲歩しない理由になる。

■在日米軍を攻撃しても

 北朝鮮の新型潜水艦が、装備する弾道ミサイルを用いて在日米軍を攻撃することは可能。仮に4発の弾道ミサイルが在日米軍基地攻撃に成功しても、次の瞬間から北朝鮮は日米共同の反撃を受ける。

国家主権
外交二権:外交・軍事
国内三権:行政・立法・司法

 国外で活動する軍隊は外交二権に属する国家主権。だから軍隊・基地への攻撃は国家主権への攻撃になる。仮に北朝鮮が在日米軍を攻撃することは、アメリカの国家主権への攻撃。これは在日米軍を攻撃することでアメリカ本土を攻撃したことと同義になる。

 さらに北朝鮮は日本本土を攻撃したので、日本政府は集団的自衛権を発動して日米共同で北朝鮮に反撃することになる。仮に北朝鮮が核弾頭で攻撃しても無意味。何故なら世界に展開するアメリカ軍と潜水艦を同時に撃破する精密な弾道ミサイルと数が必要なのだ。

 そうでなければ北朝鮮はアメリカを無力化できない。今の北朝鮮には不可能だから、トランプ大統領は譲歩しない。

■トランプ大統領は譲歩しない

 金正恩氏はトランプ大統領に構って欲しいから奇行を繰り返す“かまってちゃん”。無視されたら北朝鮮国内で金正恩氏の地位は低下する。金正恩氏は世界の強国と対等だから国民に存在感をアピールできる。

 だが今の金正恩氏は奇行を繰り返すもトランプ大統領から無視されている。トランプ大統領は金正恩氏に完全非核化以外は認めないから、金正恩氏は戦略の選択肢を限定されている。さらに、この状況で奇行を繰り返すから自ら破滅の道を進んでいる。

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