金氏留守も「お国」大丈夫?―米朝首脳会談
北メディアが異例の速報
史上初の米朝首脳会談のため10日、空路シンガポール入りした北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の動静について、北朝鮮国営メディアは11日から一斉に金氏の出国事実とシンガポール訪問の様子を伝えている。本国を留守にしても体制維持に支障が生じないことへの自信の表れといえそうだ。
朝鮮中央通信は11日、「金正恩同志は朝米首脳会談が開催されるシンガポールを訪問なさるため10日午前、中国専用機で平壌を出発した」と報じた。また党機関紙・労働新聞も同日付1面、2面、6面でシンガポールのリー・シェンロン首相と同国大統領官邸で会談した様子などを写真入りで大々的に伝えた。
金正恩氏の外遊は3月と5月の中国訪問に次いで3回目だが、出国翌日かつ会談前という早い段階で報道したのは今回が初めて。米朝首脳会談への意気込みが感じられる一方、「お国」を留守にしても大丈夫な体制であることを内外にアピールする格好にもなっている。
シンガポール訪問には妹で最側近の金与正党第一副部長が同行しており、足掛け4日間は平壌は金兄妹不在の状態。昨年、組織指導部長に抜擢された崔竜海氏が留守を預かり統治を代行している可能性がある。
(シンガポール・上田勇実)
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