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準国賓待遇の金正恩委員長、礼砲や国歌演奏は省略か

韓国紙セゲイルボ

 韓国大統領府は金正恩労働党委員長に国賓に準ずる優遇をする見通しだ。分断後、北朝鮮最高指導者としては初めての韓国訪問という象徴性があることに加えて、韓半島平和定着の重大な転機になる今回の首脳会談の相手である金委員長に会談の内容とは別に、客を迎える礼は尽くすという意味だ。

平和の家

南北首脳会談が行われる板門店の韓国側施設「平和の家」=18日(時事)

 南北は23日、首脳会談のための関連実務会談で、首脳会談当日の公式歓迎式と歓迎晩餐(ばんさん)を開くなど細部日程で合意した。

 大統領府の核心関係者は24日、金委員長の待遇について、「警護や儀式、経費負担、宿舎などを総合的に検討する通常の“国賓優遇”とは違う」としながらも、「韓国政府は最善を尽くして真心を込めて、首脳会談を準備する」と明らかにした。

 金委員長が国賓資格で南を訪問するものではないが、南北が合意した内容によれば、金委員長は国賓並みの待遇を受けるものとみられる。一般的に国賓訪問には公式歓迎式、儀仗隊閲兵と礼砲、国賓晩餐など最も高い水準の儀式が伴う。

 南北が合意した日程の中に公式歓迎式と歓迎晩餐が入っていたため、金委員長の訪問が国賓訪問に準ずるという評価には大きな異見がない。

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 しかし、一般的な国賓訪問時にある儀式を今回の首脳会談では全部は提供しないものとみられる。宿舎や滞在費、車両などの提供はない。儀仗隊閲兵については大統領府は閲兵が行われるかどうかは公開していない。

 金大中元大統領と盧武鉉元大統領は2000年と2007年の北訪問時、最高水準の優遇を受けた。金元大統領(当時)の訪問では、金正日国防委員長が空港に直接出て来て出迎えたし、人民軍儀仗隊を閲兵した。

 2007年にも金正日委員長は歓迎式場の平壌文化会館の前広場に先着して、金永南最高人民会議常任委員長と共にオープンカーに乗って来た盧武鉉大統領(当時)を直接出迎えた。儀仗隊閲兵もなされた。

 このような前例に照らしてみれば、公式歓迎式が行われる以上、金正恩委員長はやはり韓国軍を閲兵する可能性があると見る。

 しかし、南北の特殊関係を考慮すれば、礼砲や国歌演奏のような儀式は省略する確率が高くみえる。過去2回の南北首脳会談の時も、北側は礼砲発射と両国国旗掲揚などの儀式は省略した。

(聯合、4月24日付)

※記事は本紙の編集方針とは別であり、韓国の論調として紹介するものです。

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