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皇太子殿下と韓国首相の「接触」というか、「挨拶」

会員学生の皆さん、こんにちは。

 皆さんは、北朝鮮の人口ってご存知ですか?
ちょっと調べてみたのですが、まず

韓国の人口は、5125万人 
  うちソウルに986万人(2015年)
で、
北朝鮮人口は 2537万

とのこと。

 つまり、日本は韓国人口の倍いて、韓国は北朝鮮の倍くらいいる、ということです。
南北合わせても日本の人口の4分の3程度、ですね。

 え? 何? え? ちょ、ちょっといたたた!

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・・・と何かと兄貴ぶりたい韓国ですが、今日は軽く文化の違いのお話を少々。

 最近、イベントの席で韓国の首相が皇太子殿下と接触を果たした、したとのこと。


■【韓国首相、日本皇太子に会って「韓半島の変化」への支持求める】
http://japanese.joins.com/article/728/239728.html?servcode=A00&sectcode=A10&cloc=jp%7Cmain%7Ctop_news



 韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相が19日(現地時間)、ブラジルで日本の皇太子徳仁親王に対し、南北対話をはじめとする韓半島(朝鮮半島)の変化についての理解と支持を求めた。
李首相はこの日、ブラジルの首都ブラジリアの外交部で開かれた「第8回世界水フォーラム」開会式場で徳仁親王に近付き先に挨拶をした。2人の対話は約3分間にわたって行われた。


「先に挨拶をした」
「李首相は開会式終了後も退席しようとする徳仁親王を待って」
とかわざわざ書くのが韓国流です。

 日本人が編集する記事では、こういう書き方はせず、韓国チックに書くとすれば「隣に居合わせた日本皇太子に挨拶し、言葉を交わした」で良さそうな気もしますが、人間の上下を明確にしなくては意思疎通も難しいハングル語の文化はめんどうくさくて、必ず上下関係を推測させる書き方になるのです。

 但し、これは媚を売っているという表現ではなく、礼儀正しくきちんとやっている首相の態度を文字に表現したものであり、またそう書かないと文章として成り立たないらしい。(韓国ではその礼儀と媚が日本よりも明確ではないところがこれまた難しいのですが)

 親日派の在日作家である呉錫亮さんや、韓国に出張した経験のある複数のビジネスマンから聞くところによると、ハングル語(韓国語)では、日本語より数多くの丁寧語や謙譲語などがあるとのことなのです。

 具体的に言うと、例えば学校の中でも同じ学年やクラスにも生まれの早いものが上、遅いものが下という序列にふさわしい言動を心がけなくてはならず、学年が上だともうカミサマみたいな扱いになってしまうとのこと。

 逆に話し手としては、相手を見抜いてその身分に応じた言葉遣いが必要であるため、まずその上下がわからないと、話がしにくいのだそうな。

 つまりどの表現を使っていいのかを考えると、日本人との話自体が難しい上に、これがうまくできないと自分や他人の面子を潰すことになってしまうのだそうです。

 具体的に言うと、日本の企業の会長や社長の場合、自社社員以外に対しては、基本的に腰が低いでしょ?

 中には率先して便所掃除したりする社長もいたりしますし、社員にも腰が低い社長がいますから複雑です。
(笑:これには中国人も困っていました)

 例えば、いい車に乗って秘書を従えて登場したなら、これは明らかに偉い人です。

 それで日本側の企業の方が規模が大きいなら、韓国企業トップも立場をわきまえた丁寧な言動を取ります。

 ところが、その日本側の社長が帯同してきた秘書に丁寧な言葉を使っていたり、資料を手渡されて「ありがとう」と言ったりしているのを見ていると、「俺はこいつよりへりくだった話し方をしてきたが、これでは俺がナメられてしまうのではないか?」「こいつは本当に偉いやつなんだろうか?」など悩んでしまうのだそうな(笑)

 これは、インド人でも同じようなところがあるのだそうです。

 インドは未だに厳然とした公的身分制度「カースト制」が存在します。

 例えば、商談中にカウンターパートナーとなる日本の社員がペンや消しゴムをテーブルから落としてしまった場合、まあ普通にこれを拾い上げるわけですが、これを見たインド人ビジネスマンは
 
「彼は自分で落としたものを自分で拾わなくてはいけないレベルの人間なのだろうか?」

「こんなカーストのやつと話をしていて大丈夫なのだろうか?」

と思ってしまうのだそうです。

 まあ、世界はいろんな文化によって作られた様々な習慣や、そこから生まれる良識の違い、さらに派生する道徳レベルまで様々ですが、こうした部分を加味して、先の皇太子殿下と韓国首相の接触について考えてみましょう。

 記事によると、李首相は新聞記者時代、韓日共同取材プロジェクトに参加して、東京特派員を務めるなど日本語が堪能、とのことですので、口語体で記事を再現すると、たぶんこんなやり取りだったのかな?と思います。


李首相:「殿下、韓国の首相の李と申します」

皇太子殿下:「ああ、(にこやかに会釈)徳仁です」

李:「いろいろありますが、今、半島では一定の変化が起きています。
 韓国政府も努力しております」

殿下:「はい、いろいろと大変ですね」

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李:「どうか、今後の半島の変化にご理解いただき、支持してもらえるようお願いします」

殿下:「自身の立場でできることは限られていますが、できることはしましょう」

李:「これまで自分なりに韓日関係の発展のために努めてきました。今後も頑張ってまいります」

殿下:「私も平和的解決を願っています」

李:「どうぞ宜しくお願いします」

殿下:「両国間に良い環境ができることを願っております」


殿下ご退席ぎわ


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李:「殿下、東京でも、ソウルでも、またお会いできたら嬉しいです!」

殿下:「はい、ではまた、お会いしましょう」


で、記事中にある


>ブラジルで日本の皇太子徳仁親王に対し、南北対話をはじめとする韓半島(朝鮮半島)の変化についての理解と支持を求めた。


と、わずか3分の間にいきなり理解を求めるのは、「自分を理解してもらう」というより「理解させなきゃ気がすまない」朝鮮民族の性質でしょうし、「歴史を学ぶ人として、過去を反省した上で良い関係が築かれることを願う」
は、韓国ならではの文書表現?で、記者が盛ってると思う(笑)

( マスコミは信じられませんよ。
しかもたびたび誤報や飛ばし記事を出していますからね。

 私たちは知る権利以外にも「疑う権利」がありますし、同時に自分自身が発生する以上、「正しく伝える義務」が発生し、だからこそあやふやなところはあやふやなりに「盛っていると思う」のように書き添え、それが推測や感想であることを示さなくてはいけません。

 そう考えると、この記事自体も、中央日報がわざわざ記事化するような日韓関係の前進を示すようなものでも何でもなく、ただ挨拶が無事に終わった社交辞令程度のもの。

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 基本的な相手国民の考え方や文化などを得た上で考察すると、ちょっとしたニュースでも大切なところが見えてきたり、すごいニュースのようで大したことがなかったりして面白いです(^o^)


「坂東学校」(有料会員制サイト)より転載
http://bandou.an-an.org/commu/user_login.php

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