«
»

ワクチンの危険性指摘、ノーベル賞受賞者モンタニエ氏

 エイズウイルス(HIV)の発見で2008年にノーベル医学生理学賞を受賞した世界エイズ研究予防財団のリュック・モンタニエ理事長は24日、韓国ソウルで開かれた国際会議で講演し、「ワクチン接種への過信は危険だ」と訴えた。

モンタニエ氏

 モンタニエ氏は、「食糧に化学物質や汚染物質が入っていることが多くなり、人間の健康に害を及ぼしている」と指摘。また「ワクチンには脳に影響を与える可能性のあるアルミニウム塩が含まれている」とし、「ワクチン接種を過信することは危険だ。アルミニウム塩を使わない安全なワクチン開発を進めていく必要がある」と訴えた。

 廃棄物管理をテーマに講演したノーサンプトン大学のマーガレット・ベーツ教授は、「ペットボトルの再利用を進めている国が増えているが、それは廃棄物管理の一面しか見ていない」と強調。「(地球の環境を守るために)廃棄量そのものを少なくする必要がある。廃棄物に対する認識を改め、人間の行動パターンを変えるべきだ」と主張した。

(ソウル・岩城喜之)

※以下はモンタニエ氏の講演要旨

 人間は新たな疾病に弱い状態にある。この疾病というのはエイズや小頭症のほか、エボラ出血熱のような伝染病も含まれる。今後も私たちは未知の病気に悩まされるだろう。だが、私が強調したいのは、ワクチン接種を通した病気も懸念されるということだ。私はこうした危険性を昔から指摘していたが、考慮する人は少なかった。

 例えば、デング熱に対するワクチンは、タイとフィリピンで多く使用され、ある程度の効能を見せたが、ワクチン自体に病気をもたらす危険性があることが最近、分かってきた。死に至ったケースまである。病気を治したいという思いと、反対の効果が表れているのだ。現在では、デング熱のワクチンを使用する際に、多くの注意が必要となっている。

 ワクチン接種の危険性はデング熱以外にも言える。特に子供たちへのワクチン接種は、注意が必要だ。無知からなる感染で死亡することもあるからだ。

 ワクチンの多くには免疫応答を高めるためにアルミニウム塩が使用されている。フランスで行われた動物実験による結果では、このアルミニウム塩とリン酸アルミニウムが健康や脳に影響を与える可能性があることが分かった。

 ワクチンを過信すべきではない。危険性を常に念頭に置く必要がある。これまでにも多くの医者や関係団体が、こうした問題を指摘していたが、まだ正しく認知されているとは言えない。

 どうすればワクチンに含まれるアルミニウム塩の影響を防げるのか。これは、アルミニウム塩を他の物質に代替することで可能だ。カルシウム塩やカルシウム・リンがアルミニウム塩と同じ効果があるため、そうした物質に変えるだけでいい。

 しかし、いまだに代替物質は使用されていない状態だ。カルシウムが使われないのは、単純に財政的な理由だと言える。人々の健康よりも経済的なことを優先しているため、より安価なアルミニウム塩を使っているのだ。科学には財政的な問題が常に付きまとうが、人間の健康をお金より低く考えるのは問題だ。

 アルミニウム塩の影響を多くの人に知ってもらうには、ワクチンに関する基礎研究をさらに深めることが重要だ。具体的な数値を集め、アルミニウム塩を使わない安全で、より良いワクチン開発を進めていく必要がある。

 多くのワクチン接種が義務付けられている米国と、ヨーロッパやその他の開発途上国で1~19歳までの死亡率を比べると、米国の方が死亡率が高い状態にある。私は、ワクチンを使用しているせいで、こうした問題が起きていると仮説を立てている。ただ、ワクチン以外にも変数があるかもしれないので、より詳しい研究が必要だ。

 次世代の健康のために、私たちは多くの努力をしなければならない。子供たちが安全な薬を受けられることを願っている。

17

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。