ワシントン・タイムズ・ジャパン

文在寅政権の「積弊清算」 標的は李明博元大統領

私怨が動機の「政治報復」

 韓国では、前職大統領が逮捕・収監されたり、甚だしきは死刑判決を受け、さらには暗殺され、自殺に追い込まれることもある。韓国で「大統領」とは極めてリスクが高く、引退後の保障のない職だと言っていい。

 元大統領が静かな余生を送れないのは、新政権がとりあえず前政権の“不正”を暴いて清算し、その上で自身の“正統性”を証明して新政府を始めようとするからだ。だが、その実態はほとんどが「政治報復」だと言っていい。野党時代に受けた仕打ちや過去、政権から受けた“弾圧”を検証する格好を取りながら、攻守入れ替わって相手をやっつける党派争いにすぎない。

 文在寅(ムンジェイン)政権が進める「積弊清算」も同じだ。“初の文民大統領”金泳三(キムヨンサム)はそれ以前の“軍事政権”時代の不明事件や弾圧事件を白日の下にさらし、全斗煥(チョンドゥファン)に死刑判決を下し、盧泰愚(ノテウ)を懲役17年に処し監獄に送った。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。