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米政権の対北政策、正恩氏に知略争いで敗れる 千英宇氏

千英宇氏

元韓国青瓦台外交安保首席補佐官 千英宇氏(下)

昨年、北朝鮮の核・ミサイル脅威はかつてなく高まった。トランプ米政権の対北政策を疑問視する向きもある。

 金正恩委員長との間で激しい言葉の応酬が繰り返されたが、トランプ氏は言葉と行動との間に乖離(かいり)があった。実際に軍事行動に出る決断もしていないのに脅しで金委員長を屈服できるかのような錯覚をしていた面がある。北朝鮮の戦略を過小評価したための失敗だ。ホワイトハウスも国防総省や国務省の対北政策チームで核となる幹部を任命できず、十分なアドバイスを受けられない状態で何人かの意見だけを聞いて政策決定したこともあったはずだ。その結果、トランプ氏の言葉に対する信頼が失われ、金委員長も「トランプ恐れるに足らず」と判断した可能性がある。結局、トランプ氏は金委員長との知略争いで敗れ、金委員長の意図する通りに事態は進行した。


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