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南北対話再開、北の術中にはまる恐れも 千英宇氏

千英宇氏

元韓国青瓦台外交安保首席補佐官 千英宇氏(上)

北朝鮮の最高指導者、金正恩労働党委員長による1月1日の新年辞から何が読み取れるか。

 韓国を完全に愚弄(ぐろう)したものだ。新年辞の核心は韓国政府が北朝鮮の平昌冬季五輪参加、南北対話再開にしがみついている点に付け込んで、自分たちが望む全てを達成させようというものだ。核・ミサイルの大量生産、実戦配備に拍車を掛ける一方、五輪参加と対話再開の見返りに米韓合同軍事演習を中断させ、米軍の戦略資産の配備をさせず、南北が力を合わせて米国の北進統一に対抗しようという提案だ。

 韓国を核の人質として見なし、韓国を米国による対北軍事攻撃の盾に利用しようという呆(あき)れた発想だ。韓国を国際社会の対北制裁、対北攻勢網から離脱させようという考えだ。

だが、文在寅政権は即座に南北高官級会談の開催を呼び掛け、板門店での開催がとんとん拍子に決まった。


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