ワシントン・タイムズ・ジャパン

平和解決望むなら石油禁輸

高永喆氏

 中国は国境紛争で対峙するインドを牽制(けんせい)するために隣国パキスタンの核武装を間接的に支援した先例がある。それもあって、北朝鮮の核武装も日本を牽制するために「暗黙の了解」を与えているのではないかと疑問視されている。

 北朝鮮の核・弾道ミサイルは中国の全都市が射程圏内に入っており、中国にとっては潜在的脅威だ。にもかかわらず阻止に向けた動きが鈍いので、韓、日、米を牽制する効果を望んでいるのではないかとの疑問を捨て切れない。中国にとって北朝鮮は必要悪なのだ。

 その一方で、中国が北朝鮮の核保有を止めなければ、日本の核武装論に大義名分を与える結果を招きかねない。当然ながら、韓国の核武装論にも大義名分が発生する。中国が一番怖いのは日本の核武装だろう。従って、中国も北朝鮮の核武装を最後までは黙認できない状況下にある。


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