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欧州統合の高邁な理想に亀裂

Charles Krauthammer

主権の尊重選んだ英国

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー

 傲慢(ごうまん)で尊大、相も変わらず合理性を欠き、無責任なブリュッセルの欧州連合(EU)官僚らを見れば、英国がEUを離脱したのもある程度納得がいく。なるべくしてなったということだ。

 それでも、うぬぼれや独善は慎むべきだ。統合は容易でない。1951年に欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)として始まった統合の動きのもととなったのは、第2次世界大戦の灰の中から生まれた統一欧州の概念だ。戦後70年がたち、英国は離脱を望み、EUは存続の危機に直面している。

 米大陸での連邦を築くための壮大な実験は、70年間でどうなっていただろうか。1787年憲法の下で「より完全な連邦」を築くという約束が交わされた。結果はサムター要塞(ようさい)だった。


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