ワシントン・タイムズ・ジャパン

イギリス労働党の反ユダヤ主義

佐藤 唯行

イスラム教議員抱える

獨協大学教授 佐藤 唯行

 歴史的に英国ユダヤ人は二大政党(労働党と保守党)への重要な献金者であったため、英政界で反ユダヤ事件が起きることは滅多になかった。労働党に話を限っても歴代党首ゲイツケル、ウィルソン、ブレア、ブラウン、ミリバンドはユダヤの大義とイスラエルに対する強い同情心を表明してきたのだ。

 しかし、昨年、同党左派の領袖コービンが党首に選ばれてから蜜月関係はすっかり冷えきってしまったのだ。事の起こりは4月26日、同党左派の下院議員ナズ・シャーによるネット上の書き込みが発覚したことだ。それは「すべてのイスラエル人を米国へ移送してしまえば中東紛争は解決するだろう。イスラエル人はアメリカで歓迎されるし、移送費用はアメリカがイスラエルの国防支出を援助する金の3年分で済む」という内容だった。


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