ワシントン・タイムズ・ジャパン

ケルン事件で揺らぐ独首相

加瀬 みき1

国境を閉ざす欧州各国

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき

 ドイツはシリアやアフリカ、アフガニスタンなど紛争地帯からの難民を両手を広げ迎え入れてきたが、ニューイヤーズ・イブを境に、この姿勢が大きく変わった。前向きな受け入れ姿勢を貫いてきたメルケル首相への反発は強まり、地位がぐらついている。それに伴い、欧州連合(EU)の将来にもさらなる影が差している。

 ニューイヤーズ・イブ、ドイツの第4番目の都市ケルンの駅周辺には恒例の花火をみながら新年を祝おうと多くの人が集まっていた。混雑の中、女性が男性に取り囲まれ、身体中を触れられたり、盗難に遭う事件が多発した。訴えがあっただけでもすでに700件近くになっている。


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