ワシントン・タイムズ・ジャパン
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ユダヤ金融規制した大憲章

300

13世紀英国の社会問題

獨協大学教授 佐藤 唯行

 日本の高校生も世界史の授業で学んだことのあるマグナ・カルタ(大憲章)。今年はマグナ・カルタ発布、800周年にあたる記念の年だ。発布の地、英国東南部ラニミードではエリザベス女王やキャメロン首相も出席し、祝賀式典が盛大に催されたのである。

 マグナ・カルタとは1215年6月、英国貴族やロンドン市民たちが結束して英国王に認めさせた63カ条からなる法律文書だ。その内容は法の支配を明文化することで、国王の権力を制限し、個人の権利を専制から保護し、英国人の基本的権利を定めたものである。「英国憲法の礎」と評されるゆえんである。マグナ・カルタはその後の世界史における民主主義の発展に大きく寄与している。合衆国憲法に影響を与え、インドのガンジー、南アフリカのマンデラも人権を求める自身の闘いの中で、マグナ・カルタを引用した演説を行っているからである。


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