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独大統領のアルメニア人追悼

小林 宏晨

明確に「集団虐殺」の見解

日本大学名誉教授 小林 宏晨

 ガウク独大統領は4月23日、100年前(1915年)の第1次世界大戦中にオスマン帝国がアルメニア人民に対して行ったとされる虐殺事件に関する追悼講演の中で、オスマン帝国の行為を明確に「集団虐殺」との見解を示した。

 曰く、……我々は、この時点で、数十万の計画的かつ組織的虐殺行為の犠牲となったアルメニア人民を思い起こす。老若男女は無差別に追放され、死の行進を強いられ、保護なく、食料なく、草原や砂漠に追い払われ、生きたまま火あぶりにされ、打ち殺され、銃殺された。アルメニア人に対するこの計画され、計算された犯罪行為は、彼らがアルメニア人であるとする唯一の根拠をもって行われた。アルメニア人の命運は20世紀を特徴付ける大量殺戮(さつりく)、人種的洗浄、大量追放かつ集団虐殺のためのモデルとなっている。


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