ワシントン・タイムズ・ジャパン

「反ユダヤ不在神話」の崩壊

佐藤 唯行

デンマークで乱射事件

獨協大学教授 佐藤 唯行

 北欧の小国デンマークは欧州先進国の中でもユダヤ人に寛容で「反ユダヤ主義不在の国」と長らく信じられてきた。この評判を覆す血腥(ちなまぐさ)い悲劇が2月15日未明に発生した。首都コペンハーゲン中心部にあるユダヤ教会堂入り口付近で男が銃を乱射。警備にあたっていた同会堂の男性信徒の頭部を撃ち殺害。他に2人の警官も負傷させたテロ事件だ。当局は1月のパリでのユダヤ商店銃乱射事件を教訓に重装備の警官を普段の2倍配備していたため、堂内の祝典に参加していた80人の信徒は無事だった。けれど増派を怠っていれば大惨事になっていたはずだ。犯人は22歳の同国生まれのイスラム教徒、オマル・エルフセイン。


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