ワシントン・タイムズ・ジャパン

中国との関係を見直す欧州

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき

一帯一路(BRI)撤退を検討するイタリア NATOも対中戦略を策定へ

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき

 欧州連合(EU)が中国の「一帯一路」(BRI)への対応策と同時にインド太平洋地域戦略を明らかにし、北大西洋条約機構(NATO)も対中戦略を打ち出そうとしている。中国市場や投資に魅了されてきた欧州だが、一体となって中国の攻勢をはね返す体制を整え始めている。

基幹インフラが人質に

 EUは年々深まる中国との経済関係とガバナンスの在り方の根底的な違いとに、いかに折り合いをつけるかに苦心してきた。2019年の「EU中国戦略見通し」の中には、中国は欧米とは異なったガバナンスのモデルを推奨するライバルと述べながら、昨年12月にはEU中国包括的投資協定を締結した。


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