ワシントン・タイムズ・ジャパン
«
»

リトアニアと「16+1」 中国を悩ますカナリアたち

元嘉悦大学教授 山田 寛氏

 今年はミャンマーやアフガンの歴史時計の針が20~30年も逆戻りし、民主主義の後退が言われ、何より中国とロシアの不自由化が加速している。専制主義と中国の影響力が一段と拡大した年となりそうだ。

 中国は今年もコロナ禍対応を柱に「中国・南アジア協力会議」を定着させるなど、多国間協力機構・枠組みを主導する戦略を進めている。世界各地の中小国が中国の手の平に乗りつつある。

 だが、手の平の上から中国を怒らせているグループがある。12年に中・東欧の旧共産圏諸国を相手に作った枠組み「16+1」だ。

 そのメンバーのリトアニア(5月に離脱)、チェコ、ポーランド、スロバキアは今年、台湾にコロナ・ワクチンを贈与・約束した。日米以外はこの4カ国だけの「対中国逆ワクチン外交」である。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。