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独統一、陰の主役ブライヒレーダー

佐藤 唯行

戦費調達で中心的役割 敗者フランスの賠償金も調達

獨協大学教授 佐藤 唯行

 ドイツ統一を目指すプロイセンの首相ビスマルク。立ちはだかる大敵はオーストリア帝国。倒すには莫大(ばくだい)な戦費が必要だった。けれど彼はプロイセン議会と対立しており、戦費調達の協力が得られない。切羽詰まったビスマルクが頼みの綱としたのが、ベルリン最大の銀行家、ユダヤ人のゲルソン・ブライヒレーダーだ。

 背後にはロスチャイルド家が控えていた。ブライヒレーダーはロスチャイルド家のベルリン代理人を父の代から任されていたのだ。国際資金調達におけるロスチャイルド家の金看板は絶大なブランド力を発揮していたので、ブライヒレーダーにお鉢が回ってきたのだ。

軍備増強、兵を大量動員


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