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避けられたウィーン銃撃テロ

2日、銃撃事件を受けてウィーン中心部に展開する重武装のオーストリア警察(AFP時事)

連絡ミスで実行犯泳がす 説明責任に追われる政府

 ウィーン市中心部でイスラム過激派テロリストによる銃撃テロ事件が発生して16日で2週間が過ぎた。犠牲者4人、23人の重軽傷者を出した銃撃テロ事件はオーストリア国民に大きなショックを与えた。事件の捜査が進むにつれて、「事件は回避できた」ことが明らかになり、クルツ政府は説明責任に追われている。事件の全容解明のため専門家による調査委員会が設置されたばかりだ。 (ウィーン・小川敏)

 ウィーン銃撃テロ事件の実行犯は20歳の北マケドニアとオーストリアの2重国籍所持者だった。2018年、シリアでイスラム過激テロ組織「イスラム国」(IS)に合流するためトルコに入ったが拘束され、昨年1月にオーストリアに強制送還された。同年4月、テロ関連法違反で1年10月の禁錮刑を受けたが、同年12月に早期出所した。刑務所内での更生プロジェクトに積極的に参加し、「イスラム過激主義から決別した」と判断されたからだ。


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