ワシントン・タイムズ・ジャパン
«
»

極右台頭とEUの曲がり角

加瀬 みき

欧州危機救済後の矛盾

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき

 欧州連合(EU)では22~25日に欧州議会の選挙が行われている。一般市民から遠い存在で関心を持たれない欧州議会の選挙は投票率も低い。しかし、今年の選挙は結果がアメリカ、中国、日本と並ぶ経済圏でもあるEUの在り方を大きく左右するとして注目された。

 ユーロ危機が破滅をもたらすかと心配されたEUだがその恐れは去った。暴騰していたスペインなどの国債のイールドもすっかり下がった。しかし、多くの国で高失業率が続き、高額の債務を抱え、企業は競争力を失ったままである。そんな中、統合を進めることで平和と経済発展をもたらすはずの欧州統合プロジェクトへの反発が強まり、反EUの旗を掲げる極右派が各国で台頭している。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。