«
»

ベリー摘みのシーズン-フィンランドから

地球だより

 フィンランド人は自然の恵みを受けながら生活している。森林面積は国土の73%で世界一の森林国に住んでいるからだ。特に、その恩恵をたっぷりと堪能できる夏から秋にかけて、人々は「ベリー摘み」をする。

 房なりのブルーベリー、ビルベリー、赤いリンゴンベリー、小さなイチゴみたいなラズベリーなどのベリー摘みは、国立公園であろうと私有地であろうと、特別な制限も許可もなく誰でも森に入って自由にできるのだ。

 外国人労働者も一役買っている。毎夏、数千人のタイ人がベリー摘みのためにやってくる。彼らは森林に入って摘んだベリーを業者に買い取ってもらってお金を稼ぐ。農家で栽培したイチゴやベリーの収穫にも、ウクライナや東欧からベリー摘みの労働者を招待する。農家の人たちに言わせれば、フィンランド人より一生懸命働くし、毎年やってくるのでベリーを収穫するスキルも高いとのこと。

 フィンランドの人の多くは、夏の間に摘んだベリーを冷凍庫で保存し、1年中、冷凍したベリーを食べて楽しむのだ。わが家でも近くの森林に出掛けてブルーベリーをバケツいっぱいに摘み、冷凍し、スムージー、スイーツ、ジャムにして味わっている。義母も友人と森林に出掛け、毎年摘んだ多くのベリーをわが家にも分けてくれる。しかし、近年の温暖化でベリーが少なくなりつつあり、多くのフィンランド人が心配している。
(Y)

(サムネイル画像:Kirsi AlastaloによるPixabayからの画像)

7

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。