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英新首相とEU離脱への疑問

加瀬 みき

国民の過半数の同意なし 問われる議院内閣制の在り方

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬みき

 英国でボリス・ジョンソン政権が誕生し、10月31日の欧州連合(EU)からの離脱に向け突進している。しかし、そもそもジョンソン氏が首相になった経緯、そして同首相が目指す強硬離脱は国民が望むものなのか、民主主義にのっとったものなのか、英国の議会民主主義制度の在り方も激しく議論されている。

16万人が国の将来決定

 5月にテリーザ・メイ首相が保守党党首の座を退き、後任が選出され次第、首相の座も降りると発表した。6月には党首選が始まり10人が立候補した。保守党の規定で、まず保守党議員が候補者が2人になるまで投票を繰り返し、その後、保守党員が投票で党首を決定した。


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