ワシントン・タイムズ・ジャパン

ワルシャワ蜂起記念式典に思う

マーク・ティーセン

ナチスに立ち向かった英雄 ただではない自由と平和

アメリカ保守論壇 M・ティーセン

 米国の(2000年以降に社会人になった)ミレニアル世代は、社会に大変な不満を持っている。そんな世代にこう言いたい。下水道で汚物に腰まで漬って歩き、アンモニアの臭いにむせそうになっても、地上にいるナチス親衛隊の兵士らに気付かれるため咳(せき)もできない、そんな厳しい状況に直面したことがあるか。咳をすれば、親衛隊は、マンホールのふたを開けて、手投げ弾か、毒ガスを放り込んで殺そうとするぎりぎりの状況に遭遇したことがあるか。

 75年前のワルシャワでは、十代の若者がそのような境遇にあった。レジスタンスの生存者らが先週、ポーランドの首都ワルシャワに集まり、1944年の「ワルシャワ蜂起」の犠牲者を追悼した。地下組織「国内軍」が蜂起し、ナチス・ドイツ占領下のワルシャワを解放し、63日間、守った。

◇20万人以上が死亡


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