ワシントン・タイムズ・ジャパン

ゴーリスト・マクロンの欧州軍

加瀬 みき

米頼みからの脱却目指す 有事には米が支援との計算も

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき

 第1次世界大戦終戦100周年記念式典に参列するためにパリを訪れたトランプ米大統領は、着陸直後、怒りのツイートを発した。「フランスのマクロン大統領はアメリカ、中国、ロシアから身を守るために欧州独自の軍隊を創設すると提案した。何という侮辱。欧州はアメリカが補填(ほてん)している北大西洋条約機構(NATO)の予算の公正な分担を払うべきだ」

 事の始めはトランプ大統領が1987年に締結された中距離核戦力全廃条約からの離脱を発表したことだった。アメリカはロシアが条約を既に破り、新型中距離核兵器を開発していることを条約離脱の理由に挙げているが、欧州各国にとってみれば、欧州を舞台とした米露軍事衝突の貴重な抑止策を失うことになる。


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