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イギリスのEU離脱交渉は藪の中

遠藤 哲也

溝大きく「貿易」手付かず 双方の足を引っ張る内部問題

日本国際問題研究所特別研究員 遠藤 哲也

 本編は本紙2016年12月19日付の続きであり、今回は英国の欧州連合(EU)加盟の是非を問う国民投票後の経緯、難航する離脱交渉、今後の見通し、日本との関係などについて述べてみたい。

 16年6月、英国のキャメロン保守党内閣は党内にあった異論を抑え、EU残留の立場を固めるため国民投票を行ったが、大方の予想に反して、残留派は敗北した。キャメロン首相は責任を取って辞任し、同年7月に後を継いだメイ氏は、もともとは控えめな残留派であったが、首相の座に就いてからは国民投票で示された国民の意見を尊重するとし、また党内の意見も考慮して強硬離脱の方針を表明した。


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