ワシントン・タイムズ・ジャパン

香港、学校での国旗掲揚義務化

香港返還記念日に行われる中国国旗と香港特別行政区旗の掲揚式典。学校教育現場でも2022年1月から授業が行われる日には国旗掲揚を行うことが義務付けられている。

国安法遵守を教師に要求 政治的言動禁止、萎縮する教育現場

 一国二制度が有名無実化する香港では中国式の愛国教育を小中学校から教育現場で徹底して浸透させていくため、国家安全維持法(国安法)の遵守(じゅんしゅ)を要求することで教師たちは萎縮し、職務倫理が厳しさを増している。国旗掲揚が2022年から授業日に義務付けられ、教育界、立法、司法、行政が親中化。民主化の活動空間が矮小(わいしょう)化し、香港「二次返還論」が着実に進みつつある。(深川耕治)

 9月に新学期がスタートした香港の幼稚園、小中学校(日本での高校も含む)ではコロナ対策のために対面授業時間が原則半日となり、生徒の欠員が目立っている。香港の公立小・中学校は2学期制(前期、後期)で、後期が終了した今年7月時点で6万1333人の欠員が出ており、国安法の施行による反動で空前の香港脱出による移民ブーム(海外移住や海外留学)が学校運営を悩ませている。


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