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中国 対テロ戦の最中に台頭

中国の江沢民国家主席(右)とブッシュ米大統領(いずれも当時)=2001年10月、上海(AFP時事)

米の矛先向けられ警戒

 米同時テロが起きた2001年当時、中国は米国と共闘をアピールした。それから20年。対テロ戦争で消耗する米国を横目に、中国は経済・軍事面で台頭し、その覇権を脅かす存在となった。米軍のアフガニスタン撤退は対中戦略に資源を集中させる狙いがあり、中国は警戒感を隠さない。

 米同時テロ発生から約1カ月後の01年10月。アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開かれた上海で、江沢民国家主席はブッシュ米大統領と初会談に臨み、「対テロ攻撃を支持する」と強調した。

 ブッシュ氏は同1月の大統領就任当初、中国を「戦略的競争相手」と位置付けて対抗意識を燃やしていたが、同時テロ以降、対中戦略を転換した。江氏に対して「中国は米国の敵ではなく友人」と持ち上げ、中国の世界貿易機関(WTO)加盟への支持も伝えた。

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