«
»

香港、検閲恐れる映画界

香港映画業界で活躍した人物をたたえるために建造された香港の尖沙咀(チムサーチョイ)にあるアベニュー・オブ・スターズ(深川耕治撮影)

上映可否は国安法が基準 中国に興行依存で自主規制

 かつてアジアを代表する映画産業活況の地だった香港。しかし、昨年施行された国家安全維持法(国安法)に基づく映画作品に対する新たな検閲基準が導入され、国家安全に危害を及ぼす恐れがあると判断された作品は上映禁止となる。香港映画界は「表現の自由」が狭まることで自主規制を強化。中国本土の商圏依存が加速し、萎縮してしまっている。(深川耕治)

 香港映画と言えば、70年代のブルース・リー、80年代のジャッキー・チェンを輩出したカンフー映画、王家衛(ウォン・カーウァイ)監督作品、周星馳(チャウ・シンチー)監督作品のような徹底した娯楽映画などで特異かつ自由な映画制作が魅力だった。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。