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中国「強権の刃」が迫る

ペマ・ギャルポ

【チベット】言語と宗教奪い民族性抹殺

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ

 習近平体制になり、チベットへの弾圧が再び強まった。チベット語の使用が禁止され、多くの政治犯が捕まった。昨年の1月から7月の間には、54万3000人のチベット人が「職業訓練」という名の下で駆り出され、農業や遊牧などの伝統的生活を奪われた。本来チベット人は約半数が遊牧民で、残りは農業をしていたが、もう田舎には働ける人は残っていない。

 東チベットなどでは、各家庭を番号で管理し、家族構成などを完璧に把握。都市部でもGPS(全地球測位システム)や監視カメラで24時間体制で監視されている。パスポートを取り上げられているため国外に出ることもできないし、村から村へ移動するだけでも公安当局の許可が必要だ。


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