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香港、ウイグル、チベット

ホータン地区ロプ県内の強制収容所=日本ウイグル協会提供

【台湾】「中台統一」口実に長期政権狙う 三峡ダム攻撃、台湾のカウンターパワーに

アジア太平洋交流学会会長 澁谷 司

 国家主席の任期制限(2期10年)を撤廃する憲法改正を承認し、習近平国家主席続投の道を敷いたのは、2018年3月の全人代(全国人民代表大会)だった。

 この際、習氏は「中台統一には時間がかかる」ことを口実にしたとされる。

 その意味では、習氏にとって台湾併合問題は政権の正統性を懸けた重大課題だ。

 何より中国は、第1列島線を確実に破り、できれば第2、第3列島線まで到達したいと思っている。それに対し米は、とりあえず第一列島線で封じ込めたいわけだから、台湾の地政学的な価値は米中双方にとって絶大なものがある。

 また世界最小レベルのチップ製造能力を持つ台湾積体電路製造(TSMC)に代表される台湾の技術力と製造能力は、経済や安全保障と絡み中国にとって垂涎の的だ。

 ただ、一部報道に見られる中国の武力統一に打って出るという見方は誤っている。


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