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香港国家安全法

香港返還記念日と「国家安全維持法」成立を祝う横断幕のそばに、デモ隊排除のため集まる警官隊=1日、香港・香港島(時事)

中国、民主派活動封じ込め 過激テロ抑止、独立派は窮地に 異例ずくめの可決、選挙対策も

 1日、中国返還23周年を迎えた香港は、中国政府が統制を強める「香港国家安全維持法」を制定したことで、かつてない重苦しい緊張感と無力感、萎縮ムードに包まれた。

 中国が香港に治安維持機関となる「国家安全維持公署」を新設し、9月の立法会(議会・70議席)選挙で民主派に対し立候補資格剥奪などの規制が強まり、香港に50年間、高度な自治を認める「一国二制度」が挫折し、有名無実化する懸念が深まっている。(香港・深川耕治)

 6月30日、中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)常務委員会は中国政府が香港で統制を強める「香港国家安全維持法」を可決・成立させた。同月18~20日に最初の法案審議をしたばかりで、わずか10日余りの成立は異例中の異例。毎年、民主化デモが起きる7月1日の香港返還記念日までに何が何でも施行させたい中国政府の焦りも見える。


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