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警戒要する中国「マスク外交」

中国の医療支援団

一帯一路の関係国中心に支援

 新型コロナウイルスが世界中に拡散する中、発生源となった中国は感染拡大国へマスクや医療器具を送るなど支援外交に動いている。しかし、過去の歴史から見ても善意から困窮国に支援の手を差し伸べていると見るのは早計だ。中国の「マスク外交」の背後にある中国の覇権主義を警戒しないと、とんでもない罠にはまりかねない。(編集委員・池永達夫)

 中国が医療用マスクや防護服、ウイルス検査キットなどの物資を援助した国は127カ国に上る。

 とりわけマスク外交に力を入れているのが、国家プロジェクトとして推進中の経済圏構想「一帯一路」の関係国だ。ユーラシア大陸西部の橋頭堡となっているイタリアやセルビアなどへの医療支援が顕著だ。

 セルビアでは先月21日、首都ベオグラードの空港でブチッチ大統領が中国からの医療支援団を出迎え、人工呼吸器や20万枚のマスクを受け取った。


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