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一国二制度の危機、自由死守へ学生ら結束

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ノンポリの変容 「無関心は間違い」教授猛省

 英国から中国に返還されて22年が過ぎた香港で、逃亡犯条例改正案を契機に市民が「一国二制度」下の人権、民主主義が歪(ゆが)められると憤怒の声を上げた。カギを握る若者、政治家の動きを追った。(香港・深川耕治)

 「雨傘運動は若者にとって民主前進の前向きな政治行動だったが、逃亡犯条例改正案の反対デモは香港人が最も大切にする司法制度、人権、自由を剥奪される強烈な危機感から出てきた死守デモだ」

 香港中文大学2年生のデレック李さんは急進派と穏健派の間で内部対立のあった雨傘運動の反省と教訓を生かし、SNSと相互扶助による自発参加型支援デモの変容ぶりを語る。李さんは香港返還(1997年)後に生まれた世代で、香港中文大学は香港大学と双璧の公立エリートの大学だ。母親は「家族の気持ちを考慮していない」と嘆き、失望したが、デモに参加し続ける決意は変わらない。香港では世代間ギャップが対立構造にもなってきた。


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